謝罪は学級状態をはかるリトマス紙

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こんにちは。
まっつ先生です。


学級経営が軌道に乗り始めてくると、
客観的に自分の学級が見えなくなってくる
ことがしばしばあります。



自分ではうまくいっていると
感じていても、他の先生から

「〇〇さんが
  こんなこと(問題行動)してたよ」


とか

保護者から

「学校に行きたくないって
言ってるんですけど
何かありました?」

なんてことを、
急転直下で言われたことがあります。



なぜそんなことをしたのか、
なぜ行きたくないのか
身に覚えがないので


頭の中が真っ白になります。


そのような状態になるには
必ず理由があります。

それが、
学校であるとは限らないのですが、

おおよそ学校生活、特に学級の中に
隠れています。


私の今までの経験上で言うと、


*友達との関係

*他の先生との関係

*保護者との関係



人間関係が9割です。



私自身に問題がないのは安心するのですが、

それでよし!!

としていいわけではありません。


その不安を私に話せなかった
と言う事実を
受け入れないといけません。



厳しい言葉で言い換えると、


子どもは私のことを
十分に信頼していない
ことになります。



子ども達との関係性が
しっかり構築できていれば
子ども達が何かしらの
サインを出しているはずです。

その時もきっと出していたのでしょうが、
調子に乗っていた私はそこまで
目を行き届かせていなかったのです。



では、客観的に学級の状態を見るために
どうしたらいいのでしょう。


1つの方法として

謝 罪

があります。



教師が子どもに対して謝った時に、
子どもがどのような反応をするかで、

教師と子どもの関係が

良いか悪いか

を簡単に判断することができます。


謝罪した時に子どもの様子を
よく観察してください。



まさか、自分が謝った時に
適当に謝ったり、


そもそも
謝ることをしないなんて教師は
いませんよね!?




例えば、
急な時間割変更があった場合に

「ごめんね」

と言いますよね。


あるいは、
伝えた指示が間違っていた時に

「ごめんなさい、訂正します」

と伝えます。


その時の子ども達がかけてくれる言葉や
様子はどうでしょうか??


子どもの反応が

「マジで!?ありえないわ〜」

「何でだよっ!!」


と言うように否定的な場合には、
子どもが優位な関係性が
成り立っていると考えられます。



わざわざ説明しなくても分かる通り、

望ましくない関係性です。

子どもが教師を支持していない状態と
解釈することができます。


一方で、

「わかりました!!」

「先生、大丈夫ですよ」

「いいですよ」



こんな反応が聞こえてきたら、
子どもが前向きに捉えてくれて、

教師は子どもからの支持率が
高いことの表れであると言えます。


否定的な反応であるならば、
学級が不安定であるため、

最低限、今の状態をキープしつつ
少しでも安定させるための手段を
とっていかなければなりません。



肯定的な反応であるならば、
ある程度学級が安定していると
言えるので、さらに集団としての能力を
高めていくべきでしょう。



それぞれの場合の学級経営術について、
ここでは割愛させていただきます。



ここまで述べてきたことは、
あくまでも目安ですが、

学級の状態を把握するのに
分かりやすい方法であると
考えています。



教師だって人間です。
間違うことがあって当然です。

間違いをしてもいいのだという姿を
見せると同時に、

間違いを素直に認め、
すぐに謝る姿を率先して見せられる
教師になりましょう。




人の間違いを受け入れられる学級こそ

お互いを高め合って
いける学級・子ども達

になります。


子どもが育っているということは
教師である自分も力をつけてきている
ということです。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。



👋まっつ先生でした👋


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