男性教諭も必読👀攻撃的だけど繊細な大人女子の心ハートをキャッチしよう!!

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こんにちは。
まっつ先生です。



皆さんが接する時に一番気を遣う学年は、
何年生ですか?



1年生??
俗にいう宇宙人ですからね。
気を遣わざるをえませんよね。



1年生…
当然ですが
小学校のことは何も分かりません。




・1日の流れ

・学習について


・掃除の仕方


・給食の配膳




分からないことだらけなんですよね。




私も1年生担任の経験がありますが
最も衝撃を受けたのは



「教科書の◯ページを
 開いてください」



と簡単な指示が伝わらなかったことです。



それまで、当たり前に使っていた
教科書という言葉が
新入生は初めて聞く言葉なんです(笑)




物の名前から教えていかなければ
ならないなど、
それまでの常識を覆されることが多く、
驚きながらも楽しく、
色々と勉強になった1年間でした。



いやいや・・・



1年生も気を遣いますが、
それ以上に私が気を遣うのは、
高学年の女子です。



特に、男性教員の皆さんは
共感しませんか?





私は


高学年女子=大人の女性


と認識して接しています。



高学年の女子には


*見た目が大人っぽい

*考え方も大人


*話すことも大人


*コソコソ話をする


*群れる(派閥がある場合も)


*周りの目を過剰に気にする


*気が強そうに見えて実は

 ガラスのハート



こんな印象を持ち続けているからです。



言葉が悪いですが、一言で言えば

面倒な人達なんです!!


(高学年女子の皆さん、
 ごめんなさい!!)





でも、それは、保護者の皆さんも
分かっていることで



個別面談の時には、必ず


「この時期の
 女の子ってね〜…」


と言われます。





そして、SNSを見ても、
彼女らのことで苦戦している先生方が
たくさんいることを考えれば
全国共通の難敵なんですね。




彼女達との関係づくりを
うまく構築するためには、


教師レベルをアップしないと
間違いなく、

ヤられてしまいます。





私も、若手の頃はどう接したらよいか
分かりませんでした。



初任は4年生担任だったのですが、
委員会やクラブ活動、各行事などで
高学年と関わる機会がありました。



教師という立場ですが、
年齢も近いこともあり、



「お兄さん的な感覚で
  接していこう」



という気持ちしかありませんでした。



いや、


実際は、何も考えていなかった
かもしれません。
まぁ、どちらにせよ不適切なんですけど。





彼女達との適切な距離感が
掴めなかったんです。


担任でもないし、
教師としての経験も
皆無の新任時代でしたから。



何が何だか全く分からない状態。


高学年女子と接する機会はあったのに
ほとんどコミュニケーションを
取らずに終わった1年目でした。



*どんな言葉遣いで?

*どんなテンションで?


*どういう雰囲気を出していく?




とか、どうでもいいことばかり
考えていました。





それから、

変な緊張感をもって

接していたのを覚えています。






そして、
ついにその時が来ました。



初めて高学年を担任した時の
学級にいたんです。



はじめに挙げた項目全てに
ドンピシャで当てはまる女子が!!




仮にAさんとしましょう。
Aさんは女子の中のボス的存在でした。




男子にも臆せず立ち向かい、
学業も優秀、なので口も達者。
そんなAさんです。




その時の学級は女子が極端に少なく
たったの6人。



人数が少ないのだから、
人間関係が拗れることなんて
ないだろうと思っていたのですが、



どうしてでしょうね。



起きてしまいました!!



いじめが!






中心人物はやはりAさん。



一人の女の子をターゲットにして、
悪口を言ったり、あからさまに避けたり、
やりたい放題でした。


いじめのターゲットに
なってしまった女子児童
をBさんとしましょう。



私も見て見ぬ振りはしていません。



気になる言動があったら
即指導をしていました。





指導したのですが、嫌がらせは継続、
Bさんは登校拒否気味
なってしまいました。




家庭訪問をし、保護者と話しました。

Bさんの気持ち・保護者の願いを聞き、
再度、女子を集めて指導しました。



やっとのことで、嫌がらせはなくなり、
Bさんも元気に登校することが
できるようになりました。





しかし、ここで終わり
ではなかったのです!!



今度は、何と今までボスだった
Aさんがイジメられるように
なってしまったのです。



現代版 『本能寺の変』です。



私の指導は、
女子に響いて

いなかったのです。




何が悪かったのか。
どう指導すべきだったのか。



考えたり、先輩の先生方に
相談したりしました。



そこで初めて

高学年女子の実態

を知りました。



また、初めて


高学年女子は気を遣わなければ
ならない存在



であると気付かされました。




では、どのように接していったり、
指導したりしていけば
よかったのでしょうか。





ポイントは4つです。


①ブレない指導をすること


ブレないとは、
はじめは「いいよ」
言っていたことが、


ある日突然
「それはダメだ」
と変わることです。



その場しのぎで対応をしていると、
不満が出てきますよね。



考え方が大人女子ですので、
あっという間に信頼が
失われてしまいます。





私の経験を例にして言えば、


Bさんが受けた嫌がらせについて、
指導しなければならないのですが、


それ以外の気になることも
引っ張り出してきて、
まとめて指導してしまうとか、


休み時間の過ごし方についても
指導してしまうとか、


本題とは外れた内容の指導も
していました。



1本の筋を通した指導
をしなければ、
反省はするかもしれませんが、
不満が残る指導になってしまいます。


その結果、


やはり信頼は
失われてしまいます。





②教師から無理に距離を
  詰めないこと


4月、高学年女子は
担任を警戒しています。
特に男性担任に対しては。



その警戒心が解けていない状態で、
担任から距離を詰めていくと、
ただのウザい担任です。





どんなにユニークで楽しい先生
であっても通用しません。



ちょっと冷めた感じのある女子
に対しては、特に距離感は重要です。


何度も言いますが、
こちらから距離を詰めてはいけません。



向こうから距離を詰めて
来るように仕向けるのです。




実践することは簡単です。


*頑張っていたら、その頑張りを
 認める声掛けをする


*できなかったことが

  できたら褒める

*ダメなことは一貫して

ダメと伝える

*ダメな理由を必ず

説明して納得させる

*これらをとにかく

継続していくこと



褒めたり、認めたりする声掛けは
サラッとで十分です。
ここで距離を詰める必要はありません。



この実践を継続していくことで、
女子児童は、少しずつ担任を
受け入れていきます。


それと同時に信頼も
得られるようになってきます。





ここで注意してほしい事
があります。



それは、


「距離が縮まってきたな」


と感じても、さらに縮めようと
担任から動いては
いけないという事です。



せっかくここまで築いてきた関係が
崩れかねません。


距離を縮める主体は、
子どもです






③全体の場での指導は絶対にNG


高学年女子は、周りの目を
異常なほど気にします。



他児童がいるところで個人指導すると、
その女子児童のプライドを
傷つけてしまう
ことになります。


別室で指導しましょう。
指導対象が複数人いる場合も同じです。





別室での指導をすることで、


女子児童も素直に自分の
考えを話してくれます。







④考えを否定しないこと


高学年女子は、
ガラスのハートです。






間違った発言をしたとしても、
否定してはいけません。


例えば、
授業中にCさんが誤答を
発言したとします。


周りの子ども達からは
「違います」と反応がきます。



ここで、さらに担任が
「違うなあ〜」と言えば、
二重に否定されることになり、


その後の発言意欲や関係性に
悪影響を及ぼしかねません。





ところが、


「先生もそう
  ってたんだけど違うの?」


と全員に切り返せば、
子ども達の視線は、
担任に向きます。



担任が身代わりになることで、
Cさんのダメージを軽減させる
ことができます。


もしかしたら


「先生が、私のことを
  守ってくれた!!」



と信頼を高められるかもしれません。





多感な時期の子ども達です。
そして、現代の子ども達は繊細です。


心のダメージは最低限
にさせてあげたいですね。



それでも、
距離がなかなか縮まらない
場合もあります。


それはそれでいいのです。
それがその子との適切な距離
だということです。





距離が離れていても
信頼関係が崩れなければ、



子ども達の心は担任から
離れていくことはありません。





少しは、高学年女子への対応の仕方について、理屈では理解できたでしょう。



さあ、
あとは実践するだけです。



自信をもって実践すれば、
高学年女子とも
困り感なく接していけます。


結果を求めるあまり、
積極的になりすぎないでください。


相手から距離を
縮めて来るのを待ちましょう。






そして、


これを読んでいるあなたが
自信をもって高学年も
担任できるようになってほしいと
思っています!!


最後まで読んでいただき
ありがとうございました!



👋まっつ先生でした👋

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