こんにちは。
まっつ先生です。
学校生活において、
子どもにとって都合の悪いことは
起こりえます。
そんな時に出てくるのが
ブーイング(野次)
です。
経験年数を積んでくると
子ども達からのブーイングには
慣れてきてしまうものです。
ブーイングは子ども達の本音
でもあるので、素直な言葉を吐き出させる
教室の雰囲気を作り出すことも
大切であると感じています。
その反面、
本来であれば、急な変更にも
耐えうるメンタルの強さ
をもたせるべきという考えが
あるのも事実です。
例えば、
運動会練習では、複数の学年
または、全学年での練習をする時間が
多くあります。
その時に、
「えぇー、またやるの!!」
「もう疲れたからやりたくねー」
という声が上がったら…
しかも、それが上の学年であればあるほど
他の学年に与える悪い影響は
大きいですよね。
学級での様子がそのまま
現れるのが常です。
そう考えると、
ブーイングが
蔓延っている学級は
決して許されて
いいわけではありません!!
自分の学級の子ども達だけ
ブーイングをしている状況を
想像してみてください。
自分の指導が至らなかったのだと
自分を責め、指導のあり方を
考えなければなりません。
でも、私だったらその子どもが
悪いのだと恨んでしまうでしょう。
きっと、そのような場面が続くにつれて、
ブーイングをする子どものことを
軽蔑したり
避けたり
冷たく接したり
無意識のうちにこんな行動をとって
しまうでしょう。
それは、これを読んでいるあなたも
例外ではありません。
やはり、
子ども達のブーイングは
防ぎたいものです。
その方法として
2文を繋げて伝える
という方法をオススメします。
例えば、
雨のため、予定していた体育が
中止になった場合を考えてみましょう。
(教師)
「今日は雨のため、
体育は中止です」
(子ども)
「えー!!どうして?これぐらいの雨
だったらできるじゃん!!」
(先生)
「図工に変更します。図工の準備を
してください」
こういうブーイングは、
聞いていてイヤなものです。
そして、
対応していると精神的にも
疲弊してしまいます。
このような状況であれば、
ブーイングが出るような
内容に加えて、
さらに次の指示を加えて、
2文を繋げるようにします。
↓↓こんな感じです↓↓
(先生)
「今日は、雨のため、体育は中止します。その代わり、図工をしますので、準備をしてください」
(子ども)
「………は〜い」
この言い方だと、
ブーイングが出ません。
もしも、この文の終わりに
「エー!!」
と言ったとすると、
本を用意すること
に対してブーイングしているような
形になってしまいます。
つまり、
文脈として、
ブーイングできない
文章構造になるのです。
もしも文句の声が起こって
どうしようもないのであれば、
このように文と文を繋げて
伝えてみましょう。
とりあえず、
精神的なストレスは
軽減されるはずです。
ブーイングがなくなるということは
マイナス言葉がなくなることになるので、
学級の雰囲気が良くなります。
教師も間違いを極端に心配することなく
指示を出せますし、
それは子ども達の間でも
言えることなので、
授業中の発言に対して
子ども達の拒否感も
軽減されるでしょう。
そうなると、
あなた自身も
たくさんの場面での
ストレスが軽減され、子ども達の前に
笑顔で立つことができます。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
👋まっつ先生でした👋
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