あなたの武器は何ですか??

教師観

こんにちは。
まっつ先生です!!

若手の頃、ベテランの先生に
言われました。

「まっつ先生の武器は何?
  それを生かしてる?」

すぐには答えられませんでした。
自分の武器って・・・??

裏の意味が隠されていたのを
中堅になってから実感しました。


「あなたの武器は何ですか?」



そのベテランの先生はこう付け加えて
話てくれました。


「教育書やネットに
  書かれていることは、
  結局みんなができること。

  そうではなく、
まっつ先生にしかできない
 教育方法とか教育理念
 というものがあると思う。

 だから、それを生かすように
 するといいよ。」


確かにその通りです。
仰っていることは理解できました。

教育書や教育サイトには、
特定の人しかできないことなんて、
そうそう書かれていません。


自分にしかできないことが、
きっとあるはずだ!!



自分のこれまでの人生22年間を
振り返りました。



運動が得意です。

歴史の知識あります。

英語も得意です。



なんだ!!
自分の武器がたくさん

あるじゃないか!!





体育の時間に、どの単元でも
自らお手本を見せました。

子ども達からはその度に
歓声をもらいました。


社会の学習時間に、教科書には
載っていない子ども達が興味を
持ちそうな歴史雑学の話をしました。

おもしろそうに聞いてくれました。
ほとんんど、男子でしたが。


ちょうど高学年の外国語学習が
スタートする時期だったので、

英語をたくさん使った楽しい授業を
していこうと意欲満々でした。

どれも違いました。



「自分の武器は
  これではないんだな」


と何となく感じました。


なぜかというと、
子ども達を惹きつけることは
できていました。


でも、

それで子ども達を
成長させることは
できていませんでした。



それは教師としての役割を
果たしていない
ということになります。



さて、
自分の武器って
何なんだろう??



ふりだしに戻りました。

武器=自分の強み

だとばかり思っていたので、
他に答えとなる候補が全く
分かりませんでした!!


いくら考えても答えが出ないので、
ベテラン先生に答えを求めました。


すると、意外な答えが返って来ました。


「まっつ先生の武器は、
  まっつ先生の
  弱点なんだよ。」


弱点なのに武器になるの?


頭の中が真っ白になりました。



頭をフル回転させてみたものの、
直ぐにその言葉の意味を
理解できませんでした。


帰宅し、自分の弱点を考えてみました。


私は、対面での
コミュニケーションが
苦手です。




人の様子を見て、


「今、この人はきっと
  こんな気持ちなんだろうな」


と推測したり、言葉を適切に、
的確に選んだりすることが
瞬時にはできません。

「あの時、なんでこう
  言わなかったんだ」


なんて後悔することは
しゅっちゅうあります。

だから、子どものいいところを褒めたり、
取り上げたりすることに難しさを
感じていました。

懇談会でも、
保護者にうまく
自分の考えを

伝えられるか不安になるため

台本を作り、何度も
見直すこともありました。



でも、その分考えることができます。

文章を書くことも苦手ではありません。
だから、学級通信に伝えたい言葉を
全て書くようにしました。

口下手だったとしても、
書いて伝えることで、
子どもにメッセージが
伝えられます。

文章を書くことによって、
子どもを褒めることができ、
保護者にも自分の教育観が
伝えられました。



書くことこそが、
私の武器だと、
そこで気付くことが
できました。

この気付きの前後での
自分の教育観に対する
自信の大きさは
雲泥の差です!!

ここが短所と
思えていたような
自分の部分が、
実は長所にガラリと
変わった瞬間でした。

短所の中に、自分の武器が
埋まっていることが

あるのです。



さて、ここまで読んだあなたに
もう一度問います。



あなたの武器は何ですか?


あなたにしかない、
教育方法がきっとあります!!



最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!!



👋まっつ先生でした👋

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